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Claude Codeでブログを回してみたい。でも、どこまで任せていいのか分からない。この記事は、そう考えている方に向けて書いています。
どこに線を引いているかは、ひと言で言えます。私がClaude Codeに任せているのは「手間」です。任せていないのは「決めること」です。
私はエンジニアではありません。大学1年のときに少しだけプログラミングを触りましたが、10年以上たって、用語はほとんど残っていません。そんな私でも、いまはWordPressの作業の多くをClaude Codeに任せています。
検索すると、「ここまで自動でできた」という記事がたくさん出てきます。この記事はその逆側の話です。全部任せられる状態でも、わざと任せていない場所があります。そこが、私がブログを続けられている理由になっています。
私がClaude Codeに任せていること
下書き(ただし、材料は先に渡す)
記事の下書きは、Claude Codeに書いてもらっています。
ただし、何もない状態から「書いて」とは頼みません。先に、自分が体験したことや、そのとき感じたことを言葉にして渡します。下書きは、その材料をもとに組み立ててもらいます。
材料を渡さずに書かせると、文章は一般論になります。読み返すと、自分の文章ではないと感じます。材料を先に渡すようにしてから、あとで直す量が大きく減りました。
WordPressへの貼り付け(入稿)
いちばん楽になったのは、ここです。
最初のころは、Claude Codeに手順書を出してもらい、自分で管理画面に貼り付けていました。文章を貼ること自体はすぐ終わります。手間だったのは、そのあとの文字の大きさの調整や、段落の整頓でした。
いまは、下書きとして入れるところまでを任せています。私は入ったものを画面で確かめるだけです。
見た目では分からない壊れ方の確認
記事どうしをつなぐリンクが切れていないか。ほかの記事からのリンクが少なすぎる記事はないか。こうした確認も任せています。
見た目では気づけない壊れ方を見つけてもらったこともあります。表示は普通なのに、記事の中の段落を閉じる記号が1つ抜けていました。私が画面を眺めているだけでは、たぶん一生気づきません。
書いたのとは別のAIによる見直し
書き上がった原稿は、書いたのとは別のAIに読ませて、見直してもらっています。
同じAIに「直して」と頼んでも、うまくいきません。ずっと同じ話に付き合っているので、粗が見えなくなるからです。見直し役には、指摘だけを返してもらいます。本文は書き換えさせず、直すかどうかは私が決めます。
見直し役に何を見させているかは、別の記事に詳しく書きました。
ここまでの4つには、共通点があります。やり方が決まっていて、間違えても戻せる作業だということです。
私がClaude Codeに任せていないこと
パスワード
パスワードは、Claude Codeに入れさせません。
管理画面へのログインは、自分のブラウザで先に済ませておきます。Claude Codeには、ログインが済んだ状態の画面で作業してもらいます。入力欄にパスワードを打つのは、いつも私です。
公開ボタン
記事を公開するボタンは、私が許可してから押してもらいます。
公開した記事を直すときも同じです。何をどう直すのかを先に見せてもらい、私が確かめてから触ってもらいます。公開している記事は、直した瞬間に読者の画面が変わるからです。
自分の体験の中身
記事に書く体験は、私が実際にしたことだけです。
AIは、空いている場所をそれらしい言葉で埋めます。体験のない場所をAIに埋めさせると、私は嘘を書いたことになります。だから体験の部分は、必ず私が話した内容から書いてもらいます。
パスワードと公開ボタンは、何か事故が起きてから決めたことではありません。最初から決めていました。体験の中身だけは、一度失敗してから決めました。
共通点は、取り返しがつかないことと、私にしか分からないことです。ここだけは、手放していません。
任せるか迷ったら、2つだけ確かめます
新しい作業を任せるかどうか迷ったときは、次の2つを自分に聞いています。
- 間違えたときに、元に戻せるか
- それは、私にしか分からないことか
戻せて、私にしか分からないことでもない。それなら任せます。下書きの記事どうしにリンクを足す作業が、これに当たります。間違えても、外せば元に戻ります。
戻せないことは、任せません。公開ボタンがそうです。一度公開した記事は、誰かがもう読んでいるかもしれません。
私にしか分からないことも、任せません。体験談の一行がそうです。AIに聞いても、私が何を感じたかは分かりません。
迷うのは、その中間です。公開済みの記事を直す作業は、直せば戻せます。ただ、直した瞬間に読者の画面が変わります。だから任せはしますが、先に中身を見せてもらう形にしています。
この2つで分けると、任せる範囲を少しずつ広げても怖くありません。最初から全部を任せる必要はないと思います。
最初は、うまくいかないことのほうが多かったです
「SEOを意識して」と頼んだら、文章が悪くなった
AIを使い始めたころ、「SEOを意識して」と頼んで文章を書いてもらったことがあります。
出てきた文章は、いかにもAIが書いたものでした。直してほしい点を伝えると、直すたびに人間らしさが減っていきました。
曖昧な注文には、一般論しか返ってきません。何を書いてほしいのかを細かく分けて伝えるのは、遠回りに見えます。それでも結局、準備がいちばんの近道でした。
処理の途中に出てくるコードが分からなかった
もうひとつ戸惑ったのは、作業の途中です。
Claude Codeは作業しながら、画面にコードのようなものを次々に出します。最初は、それが何をしているのか分かりませんでした。分からないものが勝手に動いているようで、不安になりました。
いまは、コマンドを動かすときの説明を日本語で出してもらうように決めています。何をしようとしているのかが分かれば、全部の意味が分からなくても落ち着いて見ていられます。
任せても、見落としは残ります
9月に、ひやっとしたことがありました。
公開していた記事の途中に、書きかけの目印が残っていたのです。「ここにあとでリンクを入れる」という、下書き用のメモでした。それが1か月以上、読者に見える状態で表示されていました。
見つけたのは、Claude Codeに記事を見直してもらっていたときです。原因は、下書きの段階で入れた目印を、公開のときに消し忘れたことでした。
この件で分かったのは、自分でやっても任せても、見落としはゼロにならないということです。いまは公開の前に、目印が残っていないかを探す手順を入れています。
全部を自動にしないのは、そのためでもあります。最後に人が見る場所を、わざと残しています。
これから始めるなら、まず置き場所が要ります
Claude Codeは、書いたり整えたりする道具です。書いた記事を置いておく場所は、別に用意する必要があります。
私の場合は、WordPressをレンタルサーバーに置いています。WordPressの始め方と、私が最初の1か月でやり直した話は、別の記事にまとめました。
サーバーは、ロリポップを使っています。10日間は無料で試せるので、契約する前に自分の記事を置いて動きを確かめられます。
Claude Codeで楽天アフィリエイトをするときの規約は、こちらで確かめました。
よくある質問
プログラミングが分からなくても使えますか
私は使えています。ただ、最初は画面に出てくるコードの意味が分からず、不安でした。
何をしようとしているのかを日本語で説明してもらうようにしてから、不安はかなり減りました。全部を理解しようとしなくても大丈夫だと思います。
全部を自動にしないのはなぜですか
取り返しがつかない作業と、自分にしか分からない中身があるからです。パスワードの入力と公開ボタン、それから体験の部分は、いまも自分で決めています。
料金はどれくらいかかりますか
私はClaudeの有料プラン(Pro)で使っています。ツールに出せるお金は、合計で月1万円までと決めています。
プランの料金は変わることがあるので、使い始める前に公式サイトで確かめてください。
まとめ
Claude Codeに任せているのは、下書き、入稿、壊れ方の確認、見直しです。どれも、やり方が決まっていて戻せる作業です。
任せていないのは、パスワード、公開ボタン、自分の体験の中身です。取り返しがつかないことと、私にしか分からないことです。
こう書いている私も、最初は「SEOを意識して」の一言で、任せきろうとしていた側です。手間は任せる。決めることは手放さない。続けられているのは、この線を引いたからだと思っています。
記事を書いても検索に出てこないときは、こちらで見る場所をまとめています。