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「Claude Codeを使えば、楽天アフィリエイトで月20万円」
こういう話をSNSで見かけて、気になって調べました。やり方を解説しているものはたくさんあるのですが、多くが有料のnoteやBrainの中にあって、中身を確かめられないまま「買うかどうか」を決めることになります。
なので、先に楽天が公開しているルールのほうを読みました。無料で誰でも読めますし、どんなやり方をするにせよ、最後はここに引っかかるかどうかで決まるからです。
読んでみて、はっきりしたことがあります。話題になっているやり方には、楽天がはっきり禁止と書いている部分が含まれています。
この記事では、話題のやり方を具体的に挙げたうえで、楽天のルールのどこに当たるのかを突き合わせます。そのうえで、私自身がルールの範囲でどこまでやるつもりかも書きます。
結論|一部は、楽天のルールに引っかかります
先に結論です。
この記事でわかること
- AIに記事を書かせること自体は、禁止されていない
- ただし自動ツールでSNSのDMに送るのと、中身がなく楽天に送るだけのページを量産するのは、楽天がはっきり禁止と書いている
- 違反すると、公式には「予告なしの利用停止・成果報酬の返金請求」
- 「月20万円」は、数字で見ると相当な売上規模が要る
つまり「AIを使うこと」が問題なのではありません。問題になるのは、そのあと何をするかです。
話題になっているのは、どんなやり方か
まず、何が話題になっているのかを整理します。ここでは良し悪しを言わず、中身だけ書きます。
①AIに記事を書かせて、楽天の商品リンクを貼る
Claude Codeに指示を出して、商品を紹介する記事をまとめて作らせる。作った記事に楽天の商品リンクを貼って、読んだ人が買えば報酬が入る、という流れです。
Claude Codeは、Claudeというツールをパソコンの中で動かすもので、文章を書くだけでなく、ファイルを作ったり、サイトの設定を変えたりまでできます。Claudeの有料プラン(Proなど)に含まれています。
②SNSに自動で投稿して、人を集める
作った記事やリンクを、Xなどに自動で投稿して読む人を集める、という部分です。ツールで定期的に流す形が多いようです。
③「あとは放置で月◯万円」と言われている部分
①と②を組み合わせて仕組みを作れば、あとは手を入れなくても収入が入る、という話です。金額は「月5万円」から「月100万円」まで、紹介する人によってばらばらでした。
この③の部分が、いちばん確かめにくいところです。 実際にいくら入っているかは、外からは見えません。
楽天が決めているルールを読んでみた
ここからが本題です。楽天アフィリエイトには公式のガイドラインがあり、誰でも無料で読めます(楽天アフィリエイトガイドライン)。私が読んだのは2025年6月26日に更新された版です。
上に挙げたやり方を当てはめると、こうなります。

自動ツールでDMに送るのは、はっきり禁止と書いてある
ガイドラインには、「自動ツール」を使った場合、アフィリエイトリンクをメール・LINE・SNSのダイレクトメールへ掲載することは禁止、と書かれています。
しかもこの「アフィリエイトリンク」には、楽天ROOMのリンクや、リンクをまとめたページ、ブログも含むと明記されています。「直接リンクを送っていないから大丈夫」という抜け道は、あらかじめ塞がれています。
注意:話題のやり方のうち「②SNSに自動で投稿して人を集める」は、投稿の仕方によってここに当たります。自分がやろうとしていることが「自動ツールでDMを送る」形になっていないか、始める前に確かめてください。
「中身がなくて楽天に送るだけ」も禁止
もうひとつ、こう書かれています。アクセスした人に有益な情報を与えず、楽天のドメインへ誘導することが目的だと楽天が判断した場合、その掲載は禁止です。
ここが「AIで記事を量産する」やり方の一番きわどいところです。AIを使うことが禁止なのではなく、できあがったものが「中身のない誘導」になっていたらアウトという書き方になっています。
判断するのは楽天です。自分で「これは有益だ」と思っていても、それが通るとは限りません。
自分や家族が買っても成果にならない
自分で設置したリンクを自分が通って買うのは禁止です。さらに生計を同じくする人が通った場合も同じ扱いになります。
家族に頼んで最初の1件を作る、というのはできません。
違反するとどうなるか
ガイドラインには、違反した場合予告なしにサービスの利用を止めたり、成果報酬の返金を請求したりすることがあると書かれています。
ネット上には「楽天のアカウント全体が使えなくなる」という話も出ていますが、私が読んだ範囲の公式ガイドラインでは、そこまでは確認できませんでした。ここは断定せずに書いておきます。ただ、予告なしに止められるという点だけは公式に明記されています。
ルールの読み方のコツ
- 禁止されているのは「AIを使うこと」ではない
- 禁止されているのは、自動ツールでのDM送信と、中身のない誘導と、自分・家族による購入
- 判断するのは楽天側。自分の解釈が通るとは限らない
「月20万円」を数字で確かめる
ルールの次は、金額です。ここも公式の数字だけで確かめられます。

報酬は1商品1個あたり1,000円が上限
まずこれが効きます。楽天アフィリエイトの成果報酬は、1商品1個の売上につき1,000円が上限と決まっています(楽天アフィリエイトの成果報酬について)。
高額な商品を1個売っても、入るのは最大1,000円です。「単価の高いものを紹介して一気に稼ぐ」という作戦は取れません。
料率は商品ごとに違う
報酬の率は商品のジャンルごとに違い、公式は統一の率を出していません。よく「2〜4%」と紹介されていますが、これは公式の数字ではないので、そのつもりで見てください。
仮に3%で計算すると
条件を置かないと計算できないので、仮に料率を3%として逆算します。
- ほしい報酬:月20万円
- 仮の料率:3%
- 必要な売上:月およそ667万円
注意:3%は仮に置いた数字です。ジャンルによって上下しますし、公式が示している値でもありません。正確な金額ではなく、桁の感覚をつかむための計算だと思ってください。
それでも、これだけは言えます。月20万円は「放置していたら入ってくる」規模ではありません。
報酬は現金では受け取れない
これは意外と書かれていないのですが、実際にやるなら知っておいたほうがいい話です。
楽天キャッシュという電子マネーで払われる
楽天アフィリエイトの報酬は、原則として「楽天キャッシュ」という電子マネーで支払われます。銀行にお金が振り込まれるわけではありません。
楽天で買い物をする人には便利ですが、生活費の足しにしたい人にとっては、現金と同じではありません。
銀行振込にするには条件がある
銀行振込に切り替えることもできますが、条件があります。申請する月を含む直近3ヶ月間、毎月3,001円以上の確定報酬を受け取っていることです(成果報酬の全額銀行振り込みについて)。
「3ヶ月の平均」ではなく「毎月」です。1ヶ月でも下回ると条件を満たしません。始めたばかりの人には、けっこう遠い条件です。
もしもアフィリエイト経由なら現金で受け取れる
これが実用的な話です。楽天の商品は、もしもアフィリエイトというASP(広告を仲介してくれる会社)を通しても紹介できます。
もしも経由にすると、報酬を現金で受け取れます。楽天に直接登録するか、もしもを通すかで、受け取り方が変わるということです。
私はもしもに登録済みなので、もしも経由でやります。これから始める人も、先にここを決めておいたほうが後で困りません。
ルールの範囲でやるなら、こうなります
ここまで調べたうえで、私が自分でやると決めたことを書きます。
やらないと決めたこと
- 自動ツールでのSNS投稿・DM送信…はっきり禁止と書かれているので、やりません
- 中身のないページの量産…禁止に当たる可能性が高いうえ、そもそも読んだ人の役に立ちません
- 自分や家族の購入で成果を作ること…禁止です
つまり、話題になっているやり方のうち「自動化」の部分は、まるごと外します。
そうすると残るのは、普通に記事を書いて、その中で商品を紹介するという、昔からあるやり方だけです。地味ですが、ここが禁止されていない唯一の場所です。
Claude Codeが効くのは「書く速さ」より「手間」
では、Claude Codeを使う意味はどこにあるのか。実際に使ってみて感じているのは、文章を速く書けることより、そのまわりの作業が消えることです。
私はこのサイトの運用にClaude Codeを使っています。記事をWordPressに入れる作業、記事に入れる図を作る作業、メニューの並びを変える作業。このあたりが、指示を出すだけで終わります。
こうした作業は、1回ずつは小さいのですが、積み上がると重くなります。私が過去に副業を続けられなかった理由も、たぶんここでした。 1回あたりの手間が重いと、人は続けられなくなります。
試すには、まず置き場所が要る
記事を書いて紹介する形でやるなら、記事を置く場所が要ります。SNSだけでやろうとすると、自動投稿の禁止に近づいていくので、自分のサイトを持つほうが安全です。
サイトを作るにはサーバーが要ります。私はロリポップ!を使っていて、10日間の無料お試しがあるので、契約する前に試せます。
注意:始める前に、必ず自分の環境で表示の速さを確かめてください。私はここで6日を失いました。その記録は別にまとめています。
置き場所の作り方そのものは、別の記事にまとめました。サーバー・契約期間・テーマの3つを先に決めてしまえば、あとは公式の手順どおりで終わります。
「金額が先に来る話」の見分け方
最後に、これはこのサイトで一度書いたことの繰り返しになります。
仕事の中身より先に、稼げる金額の話が出てくるものには、いったん立ち止まったほうがいい。
今回の「月20万円」も、まさにその形をしていました。実際に調べてみると、やり方の一部は禁止されていて、金額は相当な売上規模を必要とするとわかりました。中身を先に見ていれば、判断できた話です。
見分け方はほかにもあります。こちらにまとめました。
よくある質問
Q. AIで書いた記事を出すのは規約違反ですか
ガイドラインに「AIで書いた記事は禁止」という記述はありません。 禁止されているのは、読む人に有益な情報を与えずに楽天へ誘導することです。
AIに手伝ってもらうかどうかではなく、できあがったものが読む人の役に立っているかが判断の分かれ目になります。
Q. 楽天ROOMを使うのはどうですか
ガイドラインの自動ツールに関する記述に、楽天ROOMのリンクも含むと明記されています。楽天ROOMなら自動化してもいい、ということにはなりません。
手作業で自分の言葉を添えて紹介するぶんには問題ありませんが、ツールで自動投稿する形は避けてください。
Q. もしも経由と楽天に直接登録するの、どちらが得ですか
受け取り方が違います。 楽天に直接だと原則は楽天キャッシュで、銀行振込にするには「毎月3,001円以上を3ヶ月連続」という条件があります。もしも経由なら現金で受け取れます。
楽天でよく買い物をするなら直接でも困りませんが、現金がほしいならもしも経由です。料率や条件は変わることがあるので、登録前に最新の内容を確認してください。
Q. 違反してしまったら、元に戻せますか
公式には予告なしの利用停止と成果報酬の返金請求があるとしか書かれていません。復活できるかどうかについて、私が確認できた公式の記載はありませんでした。
戻せる前提で踏み込まないほうがいい、というのが正直なところです。
Q. 初心者は何から始めればいいですか
順番としては、①ガイドラインを自分で読む → ②報酬の受け取り方を決める(もしも経由か直接か) → ③記事を置く場所を用意する → ④1本書いてみる、だと思います。
①を飛ばして③④から入る人が多いのですが、あとで全部やり直しになるのは①を読まなかった場合です。
まとめ
整理します。
- AIを使うこと自体は禁止されていない
- ただし自動ツールでのDM送信と中身のない誘導は、楽天がはっきり禁止と書いている
- 違反すると予告なしの利用停止・成果報酬の返金請求
- 1商品1個あたり1,000円が上限。月20万円には相当な売上規模が要る
- 報酬は原則楽天キャッシュ。現金がほしいならもしも経由
- 私は自動化の部分をまるごと外して、記事を書く形でやります
「月20万円」という数字だけを見て判断していたら、たぶん私は有料の教材を買っていました。先に無料で読めるルールのほうを読んだら、判断に必要なことはだいたい書いてありました。
私自身もこのやり方で進めていくので、動きがあったらこの記事に追記します。
副業そのものの選び方から整理したい方は、こちらに全体をまとめています。
出典
この記事の判断は、次の楽天アフィリエイト公式ページをもとにしています。いずれも2026年8月4日に確認したものです。条件は変わることがあるので、実際に始める前にご自身で最新の内容をご確認ください。
- 楽天アフィリエイトガイドライン(2025年6月26日更新)…禁止事項と違反時の措置
- 楽天アフィリエイトの成果報酬について…成果報酬の上限と料率の考え方
- 成果報酬の全額銀行振り込みについて…楽天キャッシュと銀行振込の条件